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「人工皮革手袋」の魅力とは?|軽さ・コスパ・作業別おすすめ用途
- 商品Q&A
- 2025.7.30
はじめに|“人工皮革手袋”ってどんな手袋?
前回の記事では、牛や豚などの本物の皮を使った「天然皮革手袋」についてご紹介しました。
今回は、それとは別に“人工的に作られた”素材で作られた「人工皮革手袋」にスポットを当ててみましょう。
「人工」と聞くとチープな印象を持たれるかもしれませんが、実は人工皮革には“天然皮革にはない魅力”がたくさんあるんです。
人工皮革手袋の特徴|こんなところがスゴイ!
人工皮革は、化学繊維や合成樹脂(ポリエステル、PUなど)を使って、本物の皮に近い見た目や質感を再現した素材です。
その特徴を一言でまとめると、「軽くて、安定していて、手軽に使える」という点。
特徴 | 内容 |
軽量で扱いやすい | 長時間の作業でも疲れにくい |
素材が均一 | 品質にバラつきが少なく、サイズ感が安定 |
乾きやすい | 洗ってもすぐ乾くので衛生的 |
コストパフォーマンスが高い | 価格が手頃なので使い捨てにも対応しやすい |
どんな現場で活躍してるの?
人工皮革手袋は、特にこんな作業シーンで使われています。
◎ 屋外作業・土木・建築
耐久性が高く、多少の摩耗にも耐えるため、荒れた環境にも強いです。
◎ 電気工事・物流
グリップ力に優れており、滑りにくい作り。細かい作業や力のかかる場面にもぴったり。
◎ 一般軽作業・DIY
低コストなので日常使いにも最適。ホームセンターでもよく見かけますね。
天然皮革との違いは?|比較で分かる選び方
比較項目 | 天然皮革手袋 | 人工皮革手袋 |
耐熱性 | ◎ 高い(80℃以上OK) | △ 弱い(熱に弱い) |
フィット感 | ◎ 手になじむ | ◯ 均一なフィット感 |
水への強さ | △ 弱い(水濡れで硬化) | ◎ 速乾性あり、洗いやすい |
重さ | △ やや重い | ◎ 軽量で疲れにくい |
価格 | △ やや高め | ◎ 安価で導入しやすい |
個体差 | △ バラつきあり | ◎ 品質安定 |
よくある疑問にお答えします(Q&A)
Q:人工皮革は熱に弱いって本当?
はい、天然皮革よりも熱には弱く、溶接や高温作業には不向きです。高温対応が必要な場合は天然皮革を選びましょう。
Q:滑りやすくないの?
いいえ。むしろ「グリップ力が高い」のが人工皮革の魅力です。電気工事や配線作業でも使われています。
Q:通気性はどう?
通気性はやや劣るため、長時間の作業ではムレに注意。メッシュタイプなど工夫された製品も増えています。
まとめ|“手軽さ重視”なら人工皮革手袋を選ぼう
人工皮革手袋は、「軽くて・乾きやすくて・安くて・使いやすい」万能アイテム。
特に、汚れやすい現場・大量に使う職場・日常的な軽作業には強い味方になります。
前回ご紹介した“天然皮革手袋”と上手に使い分けることで、快適で安全な作業環境が整いますよ。