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現場に最適な作業靴の選び方|用途別おすすめ安全靴と機能一覧ガイド
- 商品Q&A
- 2025.5.26
はじめに|作業靴は“用途に合った選び方”が重要です
現場作業において、足元の安全性と快適性は作業効率や労災リスクに直結します。作業靴・安全靴には多様な種類があり、用途や現場環境に応じた選定が欠かせません。この記事では、作業内容ごとに適した作業靴の選び方を簡潔にご紹介します。
1. 【基本】つま先部の防護性能は最優先
重機や重量物を扱う作業では、つま先を守る防護性能が必須です。
特に落下物が想定される現場では、鋼製や樹脂製の先芯入り安全靴がおすすめです。JIS規格またはJSAA認定A種以上の安全靴を選びましょう。
2. 【水回り】水を使う作業には防水性がカギ
頻繁に水を使う環境では、甲被部分に合成皮革やラバー素材を使用し、靴底はポリウレタン以外の耐水素材を選ぶと長持ちします。
3. 【油使用】滑りやすい床には耐油・耐滑性能
厨房・工場など油を扱う場所では、耐油性・耐滑性のある靴底素材を採用した安全靴が安心です。ノンスリップ設計が転倒防止にもつながります。
4. 【瓦礫・解体現場】踏み抜き防止機能に注目
床に釘やガラス片などの突起物がある現場では、踏抜き防止プレート入りの作業靴や、踏み抜き防止中敷きの併用が有効です。
5. 【立ち仕事・長時間歩行】衝撃吸収機能が必須
長時間の歩行や立ち仕事が中心の場合は、かかとのクッション性(衝撃エネルギー吸収性能)が高い靴を選ぶことで、足腰の疲労を軽減できます。
6. 【転倒対策】スベリ・つまずきの2種類に対応
転倒災害には2種類あります。
- スベリ → 耐滑性のある靴底を選ぶ
- つまずき → つま先上がり形状の靴がおすすめです
7. 【足甲保護】重量物落下に備えるにはプロテクタ装着
足の甲に荷物が落ちるリスクがある現場では、足甲部プロテクタ付き安全靴か、後付けのプロテクタ使用が望ましいです。
8. 【電気作業】絶縁性の確認が必須
高電圧(300V超)を扱う現場では、絶縁ゴム長靴が法令上必要です。300V未満の場合でも、絶縁ゴム底靴や静電気帯電防止安全靴が適しています。
9. 【高温・低温】床面温度に応じた靴底選び
- 高温現場 → 耐熱合成ゴム底の靴(耐熱靴)
- 冷凍・冷蔵庫内 → 断熱性の高い靴(低温耐熱靴)
10. 【靴の丈・デザイン】用途に合った形状を選ぼう
作業靴にはローカット・ミドルカット・ハイカットなどの丈の違い、紐タイプ・マジックテープ・スリッポン式などの着脱方法による分類があります。用途と好みに応じて選びましょう。
まとめ|作業靴選びは“安全”と“快適”の両立がポイント
作業内容や現場環境によって、安全靴・作業靴に求められる性能は異なります。用途に適した靴を選ぶことは、事故防止だけでなく、快適な作業環境づくりにもつながります。