最新情報・トピックス
スタイロフォームにおすすめの接着剤は?建材のプロが選ぶ定番ベスト3+豆知識付き!
- 商品Q&A
- 2025.5.16
■ ポリスチレンフォーム断熱材の特徴とは?
スタイロフォームなどに代表される「ポリスチレンフォーム断熱材」には、成型方法によって大きく分けて2種類あります。
- 押出法ポリスチレンフォーム(例:スタイロフォーム)
- ビーズ法ポリスチレンフォーム
いずれも、以下のような共通の特徴があります。
【長所】
- 軽量:独立気泡構造により非常に軽く、施工・運搬がしやすい
- 断熱性が高い:熱伝導率が低く、優れた断熱効果を発揮
- 加工しやすい:現場でもカッターなどで簡単に切断可能
- 耐水性がある:吸水しにくいため湿気に強い(※長時間の水没には注意)
- リサイクル可能:一部製品はリサイクルに対応し、環境負荷を軽減
【短所】
- 紫外線に弱い:直射日光で劣化するため、施工後は覆う必要あり
- 高温に弱い:熱で軟化・変形の恐れあり
- 可燃性がある:防火対策が求められる素材 過去には大きな火災事故も
■ スタイロフォームをしっかり接着するには?
ポリスチレンフォーム断熱材は、通常の接着剤では密着しにくく、専用の接着剤の使用が推奨されています。
ここでは、スタイロフォーム公式サイト等で紹介されている、建材業者も使うおすすめ接着剤ベスト3をご紹介します。
【おすすめ接着剤ベスト3】
※接着剤の適合性は、施工対象(被着体)によって異なるため、メーカー公式サイトの確認が必須です。スタイロフォーム公式サイトではこれらの製品が推奨されています。
■ 【豆知識】ホームセンターで入手しやすい代替品も
接着剤メーカーにも確認したところ、一般流通品でも施工可能な製品があります。
DIYや小規模施工では、これらを利用する現場も多いようです。
■ まとめ
スタイロフォームなどの断熱材を確実に固定するためには、素材に合った接着剤選びが非常に重要です。
施工の品質を高め、長期的な断熱性能を維持するためにも、ぜひ本記事を参考に、最適な接着剤を選定してみてください。